講師紹介

野村喜和夫(のむらきわお)
オンラインコース、Aクラス担当。
コトノハ文学教室校長。
詩人。1951年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。戦後生まれ世代を代表する詩人のひとりとして、現代詩の先端を走りつづけるとともに、小説・批評・翻訳なども手がける。著訳書多数。詩集に『川萎え』『反復彷徨』『特性のない陽のもとに』(歴程新鋭賞)『現代詩文庫・野村喜和夫詩集』『風の配分』(高見順賞)『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)『街の衣のいちまい下の虹は蛇だ』『スペクタクル』『難解な自転車』『ヌードな日』(藤村記念歴程賞)『デジャヴュ街道』『薄明のサウダージ』(現代詩人賞)『花冠日乗』、小説に『骨なしオデュッセイア』『まぜまぜ』、評論に『ランボー・横断する詩学』『現代詩作マニュアル』『移動と律動と眩暈と』『萩原朔太郎』(鮎川信夫賞)『証言と抒情──詩人石原吉郎と私たち』『哲学の骨、詩の肉』、翻訳に『ルネ・シャール詩集 評伝を添えて』など。また、英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』で2012 Best Translated Book Award in Poetry (USA)を受賞するなど、海外での評価も高い。

浜江順子(はまえ じゅんこ)
オンラインコースのBクラス(初心者向け)、通信コースの詩・エッセイクラス担当。
・明治大学文学部史学地理学科地理学専攻卒業
・‘85つくば科学万博ダイエー館出展記念“日付のある詩ダイエー賞”
において、詩『プールで1,000m泳いだ日』で審査員奨励賞(鈴木志郎康氏選)
・1992年 第13回世界詩人会議(イスラエルにて)参加。
・1993年「国際優秀詩人賞」受賞
・1993年 黄金王冠世界詩人賞受賞
・1994年 Michael Madhusudan賞(Verse部門)受賞
・2009年 『飛行する沈黙』で、第42回小熊秀雄賞受賞
・2011年 「詩と思想」詩集評1年間担当
・2013年 『闇の割れ目で』で、第9回日本詩歌句大賞受賞
・2014年 「詩と思想」で、読者投稿欄選者1年間担当
・2015年 日本現代詩人会理事 入会審査担当及び東日本ゼミナール担当
(2015年から2017年まで2年間)
・2016年 『密室の惑星へ』(帯:天沢退二郎氏)第七詩集を出版
・2017年 H氏賞選考委員
・2017年 引き続き、2019年まで2年間、日本現代詩人会理事
・2017年 『密室の惑星へ』で、第8回更科源藏文学賞受賞
・2020年 第8詩集 『あやうい果実』、思潮社より出版。
・2022年 第55回日本詩人クラブ賞選考委員
※詩集:第一詩集『プールで1,000m泳いだ日』(詩学社)帯文:鈴木志郎康氏
第二詩集『内在するカラッポ』(思潮社)栞:正津 勉氏
第三詩集『奇妙な星雲』(思潮社)
第四詩集『去りゆく穂に』(思潮社)帯文:野村喜和夫氏
第五詩集『飛行する沈黙』(思潮社)栞:河津聖恵氏
第42回小熊秀雄賞受賞
第六詩集『闇の割れ目で』(思潮社)帯文:入沢康夫氏
第9回日本詩歌句大賞受賞
第七詩集『密室の惑星へ』(思潮社)帯文&栞 天沢退二郎氏
第8回更科源藏文学賞受賞
第八詩集『あやうい果実』4(思潮社)
※所属:日本現代詩人会会員、日本詩人クラブ会員、日本文藝家協会会員、
「文藝学校」通信教育コース講師、「hotel 第2章」、「歴程」同人。
※「クロコダイル朗読会」主催(2019年で25年目、2011年より思潮社後援)

森美樹(もりみき)
通信コースの小説クラス担当。
1970年生まれ。小説家。
1995年、第3回講談社X文庫ティーンズハート大賞佳作受賞、少女小説家デビュー。講談社より文庫本7冊刊行。
2013年、新潮社第12回女による女のためのR-18文学賞読者賞受賞、小説家再デビュー。新潮社より単行本『主婦病』『幸福なハダカ』『母親病』、文庫本『主婦病』『私の裸』刊行。光文社より単行本『神様たち』刊行。講談社から発売されたアンソロジー『黒い結婚 白い結婚(「ダーリンは女装家」収録)』。note株式会社主催cakesにてエッセイ『アラフィフ作家の迷走生活』を4年間連載。
現在、公募ガイド社でも小説講座を担当している。

中上紀(なかがみ のり)
通信コース小説クラス担当。
作家。1971年東京生。ハワイ大学芸術学部卒。99年「彼女のプレンカ」で第23回すばる文学賞受賞。他の著書に「夢の船旅 父中上健次と熊野」、「熊野物語」、「天狗の回路」など。日本大学、武蔵野大学非常勤講師。和歌山県新宮市の文化組織「熊野大学」の企画・講師。2013年より優れた同人誌文学に与えられる文学賞「まほろば賞」選考委員を務める。

松山尚紀(まつやま なおき)
通信コースの小説クラス、詩・エッセイクラス担当。
・1990年生まれ。
・2010年に執筆を開始。
・文藝学校で文学を学ぶ。
・銀杏文芸賞エッセイ部門佳作、ブックショートアワード優秀賞受賞。
・著作に『長い夜を過ごすためのジャズエッセイ』(七月堂刊)がある。
・「神話」や「ジャズ」をテーマに小説、エッセイ、詩を執筆する。